<創業 元禄元年>



鈴木屋の歴史



元禄元年、現在の真岡から移り住んだ初代が創業した
と伝えられております。
当初は綿、晒等の販売を手がており、神領日光をひかえた
鹿沼宿が流通の要所であることを知り、この地で塩の専売
を生業として始め、広く流通の足がかりとしました。
近江や富山、越後、会津や仙台、米沢等の商人が多く台帳に
名を残しており、江戸時代では塩の専売を土台に様々な品物
を扱っていたようです。
明治になると、呉服商品が増え呉服太物、綿、麻に加え、富山
からの薬が扱われるようになったようです。
この薬品類は戦前まで扱われ、古い記憶をたよりに吸い出し膏
や頓服剤等、家庭薬を求められる年配のお客様が最近でもたまに
お見えになり、びっくりする事がありました。
戦後、京呉服、婦人服に扱いを特化し専門店化しました。
また、山林事業部の山吉商事を設立、林業や不動産にも
参入をはたしました。
(その後、山吉商事は法人化せず、森林組合に一任する形に)
昭和のバブル景気の後、平成になり地方都市の衰退は著しく
2005年、呉服部の閉鎖を決定、続いて2008年婦人服
一般衣料の売り場もやむなく閉鎖されました。
棚積みの在庫商品を販売する商売は中止され、市内の学生用品
名入れのタオル手拭、オリジナル商品の企画製作、販促用品
のぼり旗、横断幕、等オンデマンドな製作販売を主としました。


鈴木屋本館は明治十年に鹿沼の深岩石を使って造られた、見せ蔵(商業用住宅蔵)で
現在では深岩の見せ蔵は希少となっており、2011年の震災で店頭看板部分と
水周りが被害を被り、利用を一部中止し、修復中になっております。



大正初期の鈴木屋正面、現在とほとんど同じですが道路は未舗装です。
店の角の電柱が今も同じ位置にあり、今も昔もちょっとじゃまですね(笑)
銀座通り(旧上横町)は道幅がかなり狭かったようです。(自動車がないから)
店頭の入り口に大きな山吉の暖簾が見えます。


昭和30年台の銀座通り 「もはや戦後ではない!」
を合言葉に高度成長目指して、活況の七夕祭りセール、
へそくり市等、思えば日本中が復興の光明を目指し、
七転八倒、もがいてあがいて、なりふり構わず何かを
つかむ!そんな悲しく苦しくも、納得のいく時代でした。



現在の鈴木屋(新館)



現在、本館の石倉は修復中ながら、ギャラリー、イベント会場として活用中。
毎年、夏になると「銀座おばけ屋敷」として多くの子供たちを魅了している。
「銀座お化け屋敷」の詳細については
 コチラから




○ 住所 --- 〒322-0052 栃木県鹿沼市銀座 2-1280

○ 電話 ------ 0289-64-1111  F 0289-64-1113

○ 定休日 ------------------- 毎週木曜日 詳細

○ 営業時間 -------- 午前 10:00 〜 午後 6:30